クラス: Peach_DT_HttpDateFormat
定義: /Peach/DT/HttpDateFormat.php
HTTP-Date の書式を扱うクラスです.
parse 系メソッドは, 以下の 3 種類のフォーマットを解釈することが出来ます.
- "Fri, 13 Feb 2009 23:31:30 GMT" #RFC 822, updated by RFC 1123
- "Friday, 13-Feb-09 23:31:30 GMT" #RFC 850, obsoleted by RFC 1036
- "Fri Feb 13 23:31:30 2009" #ANSI C's asctime() format
format 系メソッドは, 一番上の RFC 1123 形式のフォーマットで文字列を生成します.
このクラスは parse および format を行う際に, 内部時刻と GMT の自動変換を行います.
メソッド 詳細
static getInstance
line 77
static Peach_DT_HttpDateFormat getInstance([bool $clearCache = false])
デフォルトのインスタンスを返します.
このメソッドは引数なしでコンストラクタを呼び出した場合と同じ結果を返しますが, 返り値がキャッシュされるため, 複数の場所で同じインスタンスを使いまわすことができます.
システムのタイムゾーン設定を動的に変更した場合は, 変更前のキャッシュを破棄する必要があるため, 引数 $clearCache に TRUE を指定して実行してください.
constructor __construct
line 61
Peach_DT_HttpDateFormat __construct([int $offset = null])
新しいフォーマットを生成します.
引数 $offset を指定した場合, parse または format を行った際に, 指定された時差の量だけ時刻に補正がかかります. もしも時差に応じた自動変換が必要ない場合は $offset に 0 を指定してください.
引数を省略した場合は, システム時刻の時差 (Peach_DT_Util::getTimeZoneOffset() の返り値と等価) を使用します. 特に必要がなければ引数なしのコンストラクタを使う代わりに getInstance() を使ってください.
formatDate
line 158
string formatDate(Peach_DT_Date $d)
この日付の 00:00 の時刻を GMT に変換した結果を Http-date にして返します.
例えばシステム時刻の時差が UTC+9 だった場合, 前日の 15:00 の HTTP-date 表現を返り値とします.
formatDatetime
line 169
string formatDatetime(Peach_DT_Datetime $d)
この時刻の HTTP-date 表現を返します.
formatTimestamp
line 189
string formatTimestamp(Peach_DT_Timestamp $d)
この時刻の HTTP-date 表現を返します.
parseDate
line 93
Peach_DT_Date parseDate(string $format)
parseTimestamp() の実行結果を Peach_DT_Date にキャストします.
parseDatetime
line 105
Peach_DT_Datetime parseDatetime(string $format)
parseTimestamp() の実行結果を Peach_DT_Datetime にキャストします.
parseTimestamp
line 117
Peach_DT_Timestamp parseTimestamp(string $format)
HTTP-date 形式のフォーマットを Peach_DT_Timestamp に変換します.