Class W3cDatetimeFormat

W3CDTF と時間オブジェクトの相互変換を行うフォーマットです. 本来の W3CDTF は日付と時刻の間に "T" が入りますが (例: "YYYY-MM-DDThh:mm:ss") このクラスは SQL などで用いられる慣用表現 (例: "YYYY-MM-DD hh:mm:ss") のパースもできます.

parse メソッドは, 文字列の先頭が W3CDTF の書式にマッチするかどうかで妥当性をチェックします. "2012-05-21T07:30:00" のような文字列は parseDate, parseDatetime, parseTimestamp のすべてのメソッドで受け付けますが, "2012-05-21" のような文字列は parseDate だけしか受け付けません.

このクラスはタイムゾーンを適切に扱うことが出来ます. parse 系メソッドでは, 時間オブジェクトに変換する際に内部のタイムゾーンに合わせて時刻を調整します. 例えばシステム時刻が UTC+9 として, GMT の時間文字列 "2012-05-20T22:30Z" を parse した場合 9 時間進ませた時間オブジェクト (new Datetime(2012, 5, 21, 7, 30) に等価) を生成します.

時間オブジェクトを書式化する際は, 出力用の時差に合わせた文字列を生成します. 例えば内部のタイムゾーンが UTC+9, 出力用のタイムゾーンが UTC+5 に設定されているものとします. この場合, 内部のタイムゾーンと出力用のタイムゾーンの時差が -4 時間となるため, new Datetime(2012, 5, 21, 7, 30) の時間オブジェクトを書式化した結果は "2012-05-21T03:30+5:00" となります.

Peach\DT\W3cDatetimeFormat implements Peach\DT\Format

Namespace: Peach\DT
Located at Peach/DT/W3cDatetimeFormat.php

Methods summary
`public`	# `__construct( integer $externalOffset = null, integer $internalOffset = null )` 指定されたタイムゾーンの条件で, 新しいフォーマットを構築します. タイムゾーンを扱わない場合は, コンストラクタの代わりに W3cDatetimeFormat::getInstance を使って下さい. 指定されたタイムゾーンの条件で, 新しいフォーマットを構築します. タイムゾーンを扱わない場合は, コンストラクタの代わりに W3cDatetimeFormat::getInstance を使って下さい. 引数 $externalOffset を指定することで, 書式化する際のタイムゾーンの値を設定することが出来ます. (デフォルトはシステム時刻のタイムゾーンとなります) さらに $internalOffset を指定することで, システム時刻のタイムゾーンとして任意の値を指定することも出来ます. $externalOffset と $internalOffset を省略した場合, デフォルト値としてシステム時刻の設定 (Util::getTimeZoneOffset) と同じ値が指定されます. UTC+1 以上の時差を設定する場合は負の値, UTC-1 以下の時差を設定する場合は正の値を指定してください. 以下に, $externalOffset と $internalOffset の組み合わせによる動作例を示します. // 書式・システム時刻共に UTC+9 $f1 = new W3cDatetimeFormat(-540, -540); // 書式は GMT, システム時刻は UTC+9 $f2 = new W3cDatetimeFormat(0, -540); // 書式は UTC+9, システム時刻は GMT $f3 = new W3cDatetimeFormat(-540, 0); // 2012-05-21T07:30 の時間オブジェクトを生成 $d = new Datetime(2012, 5, 21, 7, 30); var_dump($d->format($f1)); // "2012-05-21T07:30+09:00" var_dump($d->format($f2)); // "2012-05-20T22:30Z" (UTC+9 の時刻を GMT として書式化) var_dump($d->format($f3)); // "2012-05-21T16:30+09:00" (GMT の時刻を UTC+9 として書式化) Parameters `$externalOffset` フォーマットの時差 (単位は分, 省略した場合はシステム設定の値を使用) `$internalOffset` システム時刻の時差 (単位は分, 省略した場合はシステム設定の値を使用)
`public static Peach\DT\W3cDatetimeFormat`	# `getInstance( )` デフォルトのインスタンスを返します. このメソッドから生成されたオブジェクトは, parse の際にタイムゾーンを一切考慮しません. また, 書式化する際にタイムゾーン文字列を付与しません. デフォルトのインスタンスを返します. このメソッドから生成されたオブジェクトは, parse の際にタイムゾーンを一切考慮しません. また, 書式化する際にタイムゾーン文字列を付与しません. Returns `Peach\DT\W3cDatetimeFormat` タイムゾーンに対応しないインスタンス Codecoverageignore
`public Peach\DT\Date`	# `parseDate( string $format )` "YYYY-MM-DD" 形式の文字列を解析します. "YYYY-MM-DD" 形式の文字列を解析します. Parameters `$format` 解析対象の文字列 Returns `Peach\DT\Date` 解析結果 See `Peach\DT\Format::parseDate()` Implementation of `Peach\DT\Format::parseDate()`
`public Peach\DT\Datetime`	# `parseDatetime( string $format )` "YYYY-MM-DDThh:mm" 形式の文字列を解析します. 文字列の末尾にタイムゾーン (+hh:mm や -hh:mm など) を含む場合は, システム時刻への変換を行います. "YYYY-MM-DDThh:mm" 形式の文字列を解析します. 文字列の末尾にタイムゾーン (+hh:mm や -hh:mm など) を含む場合は, システム時刻への変換を行います. Parameters `$format` 解析対象の文字列 Returns `Peach\DT\Datetime` 解析結果 See `Peach\DT\Format::parseDatetime()` Implementation of `Peach\DT\Format::parseDatetime()`
`public Peach\DT\Timestamp`	# `parseTimestamp( string $format )` "YYYY-MM-DDThh:mm:ss" 形式の文字列を解析します. "YYYY-MM-DDThh:mm:ss" 形式の文字列を解析します. Parameters `$format` 解析対象の文字列 Returns `Peach\DT\Timestamp` 解析結果 See `Peach\DT\Format::parseTimestamp()` Implementation of `Peach\DT\Format::parseTimestamp()`
`public string`	# `formatDate( Peach\DT\Date $d )` 指定された時間オブジェクトを "YYYY-MM-DD" 形式の文字列に変換します. 指定された時間オブジェクトを "YYYY-MM-DD" 形式の文字列に変換します. Parameters `$d` 解析対象の Date オブジェクト Returns string "YYYY-MM-DD" 形式の文字列 See `Peach\DT\Format::formatDate()` Implementation of `Peach\DT\Format::formatDate()`
`public string`	# `formatDatetime( Peach\DT\Datetime $d )` 指定された時間オブジェクトを "YYYY-MM-DDThh:mm" 形式の文字列に変換します. このインスタンスがタイムゾーンに対応している場合, 末尾にタイムゾーン文字列も付加します. 指定された時間オブジェクトを "YYYY-MM-DDThh:mm" 形式の文字列に変換します. このインスタンスがタイムゾーンに対応している場合, 末尾にタイムゾーン文字列も付加します. Parameters `$d` 変換対象の Datetime オブジェクト Returns string "YYYY-MM-DDThh:mm" 形式の文字列 See `Peach\DT\Format::formatDatetime()` Implementation of `Peach\DT\Format::formatDatetime()`
`public string`	# `formatTimestamp( Peach\DT\Timestamp $d )` 指定された時間オブジェクトを "YYYY-MM-DDThh:mm:ss" 形式の文字列に変換します. このインスタンスがタイムゾーンに対応している場合, 末尾にタイムゾーン文字列も付加します. 指定された時間オブジェクトを "YYYY-MM-DDThh:mm:ss" 形式の文字列に変換します. このインスタンスがタイムゾーンに対応している場合, 末尾にタイムゾーン文字列も付加します. Parameters `$d` 変換対象の Timestamp オブジェクト Returns string "YYYY-MM-DDThh:mm:ss" 形式の文字列 See `Peach\DT\Format::formatTimestamp()` Implementation of `Peach\DT\Format::formatTimestamp()`

Namespaces

Classes

Interfaces

Class W3cDatetimeFormat

Parameters

Returns

Codecoverageignore

Parameters

Returns

See

Implementation of

Parameters

Returns

See

Implementation of

Parameters

Returns

See

Implementation of

Parameters

Returns

See

Implementation of

Parameters

Returns

See

Implementation of

Parameters

Returns

See

Implementation of